エコツアー

2016年1月11日 (月)

ひと足早い春の競演

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昨日、久しぶりに島の南部にそびえるモッチョム岳(940m)へ向かった。

屋久島の中でも特に温暖なエリアで、毎年春が訪れるのもひと足早い。

この日も春の風景を期待しつつ険しい道を登り詰めていくと、標高800メートルあたりから、僕の最も好きな花のひとつ「オオゴカヨウオウレン」がちらほらと春の気配を漂わせていた。

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一方、標高の低い沢沿いでは、ひと足早く見頃を迎えていた「サツマイナモリ」が、まるで競い合うかのように可憐な花を咲かせていた。

南国の屋久島では、冬らしい冬を迎えないまま、もうじき春が訪れようとしている。

2015年5月30日 (土)

火山灰と屋久島の森

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今日、ガイドの仕事で黒味岳へ登った。

やはり、それなりに口永良部島の噴火による火山灰が降り注いだようだった。

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普段は清冽な淀川も、川底に火山灰が堆積し、いつもと水の色が違っていた。

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橋の欄干にも火山灰が……。

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コケにも積もり、

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ハイノキにも、灰が……。

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開花の季節を迎えたヤクシマシャクナゲにも。

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とはいえ、午後からの大雨で下山時にはきれいに洗い流されていた。

川もまもなく、いつもの清冽さを取り戻すだろう。

2015年5月15日 (金)

早咲きのヤクシマシャクナゲ

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昨日、ガイドの仕事で宮之浦岳に登った。

例年5月下旬から6月にかけて花を咲かせるヤクシマシャクナゲだが、所々で早くも花を咲かせている。

上の写真は、シャクナゲ観賞スポットのひとつ、投石平。

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投石平だけでなく、ルート上にはつぼみをふくらませた株もちらほら見られた。

とはいえ、昨年が大当たりの年だっただけに、今年は花芽をつけているものが少なく、あまり期待できそうにない。

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その一方で、ヤクシマミツバツツジはきれいに咲き誇っている。

屋久島は、まもなく梅雨入りを迎えるが、同時に花の美しい季節を迎えつつある。

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2014年10月20日 (月)

苔むす森が一変!

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昨日、先週の台風19号が過ぎ去ってから初めて白谷雲水峡を訪れた。

この日は秋晴れと呼ぶにふさわしい好天に恵まれ、暑くもなく寒くもない、トレッキングをするには絶好の日和。

かつて「もののけ姫の森」と呼ばれていた白谷雲水峡最大の見どころ「苔むす森」までやってくると、いつもと風景が一変していた。

この風景のメインビジュアルともなっていた、切り株に着生した大きなヤマグルマの枝が豪快に折れていたのだ。

台風の爪痕は随所に見られたが、非常に痛々しく、衝撃的な風景だった。

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以前のような整った風景を、写真に収めることは、もうできない……。

2014年5月25日 (日)

シャクナゲ&ロケット登山

140525_2 奄美地方が梅雨入りして約2週間。

屋久島が梅雨入りするのも時間の問題だが、ここのところ晴天が続いている。

昨日もまさしく五月晴れといった、穏やかで爽やかな天気に恵まれた。

屋久島の山頂帯を彩るヤクシマシャクナゲもぼちぼち見頃を迎える時期で、まさに登山日和。

しかも隣の種子島からは、正午過ぎにH2Aロケット24号機の打ち上げが予定されていた。

この日は偶然にも宮之浦岳登山のツアーがあり、山頂からロケットの打ち上げを見ようと画策していた。

140525 途中で予定を変更して黒味岳へ向かうことにし、随所で咲き誇るシャクナゲを愛でつつ、正午前に登頂。

多くの登山客で賑わう中、弁当を広げて数分後、絶好のタイミングで東の空に閃光が走った。

140525_3 機体は白い軌跡を残しながら、真っ青な空に吸い込まれていくと、やがて「ドドドドドドドッ……」と重く低い音が山頂の空気をも震わせた。

この日の登山客は、シャクナゲにロケット、そして快適なトレッキングを満喫したようだった。

2014年4月25日 (金)

雨乞いロケ

140425 先日、ゴアテックスを採用したモンベルのオールウェザー・クロージング「トレントフライヤー」の店頭用PV撮影があり、僕もロケ・コーディネーターとしてお手伝いさせていただいた。

今回のムービーカメラマンは、ディレクター的役割も担っていた佐藤佳幸氏。昨夏、偶然にもNHKの仕事で約10年振りに再会を果たした僕の友人だ。

今回の仕事も、前回のブログで紹介した「日本百名山一筆書き」の仕事も、彼を通じてのもの。かつてのお付き合いが、こうして再び仕事でつながることはありがたく、非常に嬉しく思う。

140425_2 そして、今回のモデルを務めたのは、山スカートの先駆者として数々のアウトドアメディアで活躍している四角友里さんと、日本とカナダを拠点に活躍する山岳ガイドでありフォトグラファーでもある廣田勇介さんのお二人。

「類は友を呼ぶ」とはよく言ったもので、元々彼らは佐藤氏と交流があったらしく、全員が同じアウトドア業界で信念をもって自分自身を貫いている人たち。今回、僕も一緒に仕事をさせてもらって、非常に心地よい時間を過ごさせてもらった。

 140425_3 そんな人たちが集まると、「雨の屋久島」も笑顔になるのか、登山をするには絶好の天気に恵まれた。しかしながら、今回はゴアテックスの性能を表現すべき撮影で、雨が降らないと成り立たない。

唯一、四角さんが屋久島入りしたその日だけがどんよりとした天気。その翌日からは晴天続きの予報で、いきなりこの仕事のクオリティを左右する状況に直面した。

四角さんが屋久島入りする当日の早朝から、佐藤さんと白谷雲水峡にロケハンへ向かった。ところが思ったより天気がよかったため、四角さんと合流したあとは、急遽ロケ地を変更してヤクスギランドへ。

これが功を奏して、小雨が降ったり止んだりするなか、どうにか最低限の画は撮れたようだった。

140425_4 その2日後、今度は廣田さんと宮之浦岳ルートへ。天気はやっぱり、これ以上ないほどのピーカン。雨のシーンは撮れなかったものの、佐藤さん得意のラジコンヘリによる空撮も織り交ぜながら、無事に撮影は終了した。

140425_5 確かに無事ではあったものの、元トップ・アドベンチャーレーサーの佐藤さんと現役バリバリの山岳ガイドの廣田さんとの登山は、超ハイペース。40歳代半ばの僕の身体はレッドゾーンに入りっ放しだったが、趣味ながらレースに出ていた頃の懐かしい感覚を味わいつつ、苦しくも楽しい充実した時間を過ごせたのだった。

今回の撮影は、素敵な人たちとの出会い、仕事に対するこだわりとそれを追求する姿勢、いろいろな意味において意義のある仕事だったといえる。

140425_6 佐藤さん、四角さん、そして廣田さん、ありがとうございました!
ぜひまたご一緒しましょう!

2014年3月14日 (金)

愛しのオオゴカヨウオウレン

140314 屋久島の固有種、オオゴカヨウオウレン(大五加葉黄蓮)。

1月頃から咲きはじめ、山中で真っ先に春の訪れを告げる可憐な花だ。

僕の最も好きな花のひとつで、今年も森のあちらこちらで咲き誇り、登山者の目を楽しませてくれている。

140314_02 花びら(正確には花びら=「花弁」ではなく「がく片」)の枚数は、標準的には5枚で、デザイン的にはおそらく最もバランスがよい。

140314_03 花びら4枚バージョン。

140314_04 6枚だとこんな感じ。

140314_05 稀に7枚なんてのもある。

140314_06 1本の花茎に複数の花をつけるものも。

140314_07 標高の高いところなら、もうしばらく楽しませてくれそうだ。

2013年10月20日 (日)

奇跡のパーフェクト・レインボー!

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昨日の屋久島は、場所によって大雨だったり、ピーカンだったり、不安定な天気だった。

予定していた「フォトトレック@白谷雲水峡」は、白谷雲水峡が大増水で閉鎖と聞き、急遽雨が降っていないと思われる西部地域に場所を変更。

反時計回りにクルマを走らせていると、吉田集落の辺りから青空が見え始め、永田集落までやって来ると、雨こそ降っていたものの、すっかり晴れ渡っていた。

そんな天気のときは、虹がきれいに見えるとき。

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永田いなか浜の沖合には、パーフェクトといっても過言ではないほど、くっきりと美しいダブルレインボーが架かっていた。

これにはツアーにご参加いただいたOさんとTさんも大喜び。

まさしく、「禍を転じて福と為す」日となった。

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2013年5月29日 (水)

森の中のウェディング2013

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「屋久島の自然の中で、ウェディング写真を撮って欲しい」

以前からそんな要望がちょくちょくあったので、6年ほど前からウェディングのロケ撮影をはじめ、これまでに何組ものカップルを撮影してきた。

今月も結婚式を挙げたばかりというカップルが、新婚旅行でご来島。

白谷雲水峡、永田いなか浜、大川の滝、猿川ガジュマルと、屋久島らしい風景をバックに、際立つお二人を撮らせていただいた。

そんなロケ撮影が評判になっているようで、今回はなんと、南日本新聞の取材も入り、5月25日付の新聞およびウェブ版に掲載された。

●373news.com(南日本新聞社)↓↓↓
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=48661&sp=1

これもひとつの思い出として、お二人の記憶に刻まれれば。
どうぞいつまでもお幸せに……。

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@永田いなか浜

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@大川の滝

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@猿川ガジュマル

ウェディングのロケ撮影についてはコチラ↓↓↓

●メモリアル・ロケ撮影 by 屋久島メッセンジャー

2013年5月26日 (日)

奥岳彩るヤクシマシャクナゲ【その2】

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昨日の屋久島は天候にも恵まれ、絶好の「シャクナゲ登山日和」となった。

今年のヤクシマシャクナゲは例年に比べて開花が早く、山頂帯はすでに見頃を迎えている。

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特に投石平から栗生岳山頂までのルートは、なかなかの見応え。

満開の株や咲きはじめの株など、緑の山岳風景を華やかに彩っていた。

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宮之浦岳の山頂付近は、まだ蕾が多く、これからが見頃。

宮之浦岳登山をお考えの人は、どうぞお早目に。

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